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もう1つの社会保険の問題。
2007年9月19日
もう1つの社会保険の問題。
「消えた年金記録」の問題で社会保険庁のいい加減さが露呈、発覚後の対応でも国 の不誠実さが明らかになりました。安倍元首相は来年3月までに全記録の突き合わせ を終了することを国会で約束しましたが、突然の辞任で、後継の福田首相のもと、果 たして被害者全員の救済は果たされるのか、国民の不安は解消されるのか、未だ不透 明です。
さて、こうした中、不当解雇の撤回と社会保険の回復による身分保障のため社会保 険庁に適切な対応を求め、取り組んでいる皆さんが来訪されました。
大船にある自動車学校は企業買収によって、それまでの従業員は全員が退職を強要 され、退職を拒否した従業員は不当解雇されました。この解雇については、横浜地裁、 東京高裁そして最高裁も解雇無効の判決を下したところです。そもそも不当解雇自体 も大変な問題ですが、さらにこの人たちを窮地に立たせているのが、社会保険庁の対 応です。司直の判断をもとに、社会保険・労働保険の加入継続手続きの求めに対し、 新たな雇用者は話し合いすら拒否していましたが、当該の社会保険事務所は「解雇時 に遡って加入手続きをする」と回答したもののその後半年もたつのに、現在まで何の 進展もありません。
7年に及ぶ争議の中、病気に亡くなられた方もいて無念さはいかばかりかと思いま す。彼らは社会保険・労働保険の遡及継続による身分保障の実現を解決の糸口にする べく、事情を説明に足を運んで下さいました。
国の機関が一体、どちらを向いて仕事をしているのか、司直の判断がありながら対 応に滞りがあるのは何故なのか、私も見極めていきたいと考えています。
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