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国民の信頼を取り戻すには、先ほどから私が何点か挙げさせていただきましたが、それらを含めてきちっとやはりわかるようにしていただくこと、これがもう最低限の私は条件だというふうに思いますので、ぜひこれについては今後も引き続き取り組んでいただくことを要求しておきたいというふうに思いますし、今やらなければいけないことは、景気、IT、教育等挙げられました。しかし、こんな状況で教育論なんかやって、だれが信用しますか。あるいは、子供たちが何を信頼しますか。まずそこからじゃないでしょうか。ITといっても、このままでは、結局は何か自分たちの都合のよいばらまきにすぎないんじゃないか、こういう声すら上がっている。やはりその根本から正さないことには、私は政府に教育論議などはやってもらいたくない、このくらいの気持ちです。
きょうはそれだけ指摘をさせていただいておきますが、ぜひ肝に銘じておいていただきたいというふうに思います。
さて、こういう中で私たちは、ぜひ新しい社会に向けて取り組むべき課題、信頼を回復しつつやらなければいけないことの大きな課題に男女共同参画社会の実現ということがあろうかと思います。
これは、いよいよ二十一世紀がもう間もなくやってくるという中で、私は最も重要な課題であろう、日本が改めて新しい力を持ち、そしてだれもが国際的にも尊重されるようなそういう社会をつくるのであるとすれば、やはりこの共生型の社会、こういうものを日本が本格的に築き上げること、これが私は必要な最重要課題であろうというふうに考えております。これは既にかなり共通の認識になってきているのではないかと、それは大変うれしく思っているところでございます。ただ、そうはいっても、具体的にはなかなか一つ一つこの社会を築くための具体策というのが進んでいかないというのが実情でもございます。
こういう中で、ちょうど九月二十六日に男女共同参画審議会が、今政府の方で基本法に基づいて基本計画というのを策定されるということになっておりますが、この策定に当たってどういう点が重要な課題なのかということを示す答申を出されました。私はこの答申、いろいろな問題もまだ残されていようかというふうに思いますけれども、大変重要な指摘をされているものというふうに受けとめさせていただいております。
特に、この答申の中で、男女共同参画を推進する社会システムの構築ということが一番重要なポイントだということで最初に指摘をされているんですね。これは大変重要なことで、そのためには、一つには、あらゆる社会システムへの男女共同参画の視点の反映が必要だ、それから二つには、積極的改善措置、いわゆるポジティブアクションと言われるものですけれども、これの具体化が必要だということが指摘をされております。
そこでちょっと、せっかくの機会ですので具体的にお尋ねをしたいというふうに思いますけれども、このあらゆる社会システムへの男女共同参画の視点ということで重要なことに、いわゆる一見見ると別に男女差別をしているわけではない、しかしながら社会制度あるいは慣行の中で結果的に男性、女性に中立的でない制度あるいはシステム、こういうものがあるわけです。
今回のこの答申の中でも指摘をされておりますけれども、例えば今社会保障や税、そういう面でも世帯を単位としたシステムが非常に残っております。これは、結果的には男性、女性に中立的に働かず、女性に対して不利に働くというような作用を持っているわけです。こういうものもやはり具体的に見直していく必要があるのだということを明確に示しているわけです。
その中で、例えば今言ったように世帯単位を個人単位にする、それから民法の夫婦同氏制を、選択的に夫婦が別氏を名乗ることができるようなそういう制度も取り入れよと、こういう指摘がされております。これらは、長年にわたりまして議論をされてきた問題でもございますし、それから私ども、先般この臨時国会に民法の改正案も議員立法として提案をさせていただきました。ぜひ、ここまでもう議論は煮詰まり、そしてまた具体化せよと、こういう答申も出ているわけです。
今度、基本計画を策定されるに当たりまして、こういう社会制度、慣行などの見直しを、具体的にいつまで、どういう手順でやっていくんだというようなことを明確にやはり示すべきではないかというふうに思いますが、その点について、官房長官、担当大臣でいらっしゃいますので、お考え方、そしてこの基本計画の策定についてどういうことを今考えておられるのか、お聞きしたいと思います。
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