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  ホーム  >  活動記録  >  国会活動  >  議事録  >  2000年度  >  2000年5月10日全文

共生社会に関する一般質疑
千葉景子君  基本的に今地方レベルでの問題ということで感ずることですけれども、必ずしも地方の政治というのは中央の政党と直結をするというばかりではなく、無所属であったりあるいはローカルパーティーというような形で地域を主体とした活動をしているというケースも大変多いのではないかというふうに思います。

 これまでの地方議会等の活動ぶりを拝見いたしましても、女性は本当にきちっとしたテーマを持って議会に参画をしていくということも大変多いと思うんですね。そういう意味では活動は大変中身が濃いが、なかなか数がふえないと、こういう状態だろうと思うんです。

 そこで、一つ思うのは、やはりその活動の母体となるものはNGOとかNPOでの活動、それが一つの支えとなってみんなが議会へと自分たちの仲間を押し出していく。NPOに対する税制の問題とかあるいは活動の基盤というようなものをより充実をさせていくことによって、女性をサポートしていくこういう仲間づくりというのが一つできるのではないかというふうに感じます。そういう意味ではNPO法もございますけれども、やはりさらに税制等の面で充実させていくというようなことも、側面ではありますけれども大きな課題ではないかなというふうに感じます。

 それから、地方議会の開催の手法みたいのものも工夫をするといいのかなというふうに思います。

 私は経験者じゃございませんのでなかなか大きなことは申せませんけれども、これは女性の進出というばかりではなくて、多様な市民あるいは多様な分野からの人が地域の政治、特にこれから分権の時代という中で参加をしていくためには、例えば休日の議会とか夜間の議会とか、何かだれでもが参加したりあるいは傍聴したりすることができる、こういう条件が整っていくと女性が出やすいこと、あるいはいろんな分野の男性も含めて参加しやすい、あるいはそういう中で市民のいろいろなチェックとか監視の目みたいなものが育っていくと、ただ名士だといって出ただけではうまくいかないというようなことにもなっていくのかなという気がいたします。

 そういう意味では、やっぱり女性のサポートをするような市民の力をどうやって育てていくか、それから議会などがより幅広くいろんな皆さんの目に触れるような形にしていく、こんなことも地方レベルでの一つの基盤づくりかなと、今こんな感じがいたします。

大島慶久君  一度も物を言っておりませんので、ちょっと申し上げます。

 先日、これは私の主観でもありますけれども、ある新聞が中学生にアンケートをとった記事が載っておりましたけれども、一番なりたくない職業は政治家、そういう記事がございました。ですから、私は、例えば同じ議員でもこうやって国政レベルで働く国会議員の場合はまだこれは仕事場は東京が中心でありますから、東京の方は別でありますけれども、地方議員とは違いますね。そして、例えば女性が地方議会へ出ようという意欲がありましても、今の世の中の社会風潮が、その新聞の記事を書いた方がすべてだとは私決して思いませんし、むっとした記事として私は読んだんですけれども、やはり女性の場合は子育てを中心にずっと今までもやってこられた経緯もありますし、比較的地方議会の場合は若い女性でも私は出やすいと思うんです。そういった場合、学校へ通学している子供を持った場合、やはりそうやって一番嫌われる仕事が政治家なんということが子供の世界にも入らないわけはございません。そうすれば、例えば母親としてそんな嫌な職業に自分の子供を思わせてはいけないという、やはりそういう作用も働くんじゃないか。

 ですから、まずこういったことを払拭していこうとするならば、今の教育の中から、そういう差別的な、マスコミが堂々と掲げるような、どうして政治家が一番嫌な仕事かと私はそういう子供たちに聞きたいぐらいの心境でございます。まじめに国のために働かせていただいているつもりの者として憤慨をしたんですけれども、そういうところをやはりいろいろと変えていかなければならない。政治家も立派な仕事だと思っております、私たち。だからやっているわけであります。特に、地方議会においては生活と直結する場ですから、毎日の生活圏の中で議会へも通うことになると思いますので、そういうことが案外我々の気づかないところで大きなネックになっているのかな、こんなことを一言申し上げておきたいと思います。

仲道俊哉君  今の千葉先生のあれ、私も地方議会に参画しておりまして、国と比べまして地方議会の場合は随分短い期間ですから、そういうことで考えますと、女性の方が立候補をしたり、または夜間に議会があったり、または議員執務休暇とか、そういうような立法的な措置で案外出やすいような環境がまたつくれるんじゃないかと。例えば、女性の方が勤めていて立候補しても、もし落選したときにまたもとの職場に帰れないとかいろいろなことがある。だから、その間の休暇、立候補休暇制とか、または夜間議会を開いたり、また、今言ったように議会があるときは五日とか一週間ぐらいしかない、地方議会は。それで年に四回ですから、だからその間だけは議員執務休暇とかいうような、そういう方法あたりが女性の議員の方が完全に定着するまでの一つの立法措置としてそういう方法も考えれば女性の方が地方では出やすいのではないかというような感じを持っております。

 以上です。


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